あゆむ整骨院ブログ

あゆむ整骨院

膝の痛み〜動かさない方が良いの?〜

2014年2月11日(火)

前回に引き続き“ひざ”についてです。

「先生、少し内容が濃いで〜」という感想もありましたが、膝の痛みは歩くことに直結します。もうしばらくお付き合いをおねがいします!

膝に痛みがあると、膝の関節をかばうことが良いと思いがちです。病院などで「膝に負担をかけないように」と言われた方も多いかと思います。しかし、これは本当にそうなんでしょうか?

膝は痛みがあっても、動かしていかなければいけない関節です。

その理由は3つあります。

①『膝を動かさないことで、関節の動く範囲が狭くなる』

炎症を起こした関節は、動かさないことで、関節周囲の軟部組織が変化し、関節自体の動きが悪くなります。

ギプス固定の経験ある方は身に覚えはありませんか?長期に関節を固定し動かないようにすると、関節の動きは悪くなってしまいます。

②『膝をかばうことで、関節周囲の骨が弱くなる』

ヒトのからだでは、体重をかけるとで骨が強度を増していきます。

膝に痛みがあってかばうことで、骨自身に必要なストレス(荷重)がなくなり、骨密度が低下することになります。

③『膝をかばうことで、別の部位に負担をかける』

膝に痛みを出さない動きをすることで、正常な関節にも負荷をかけることになります。

特に、痛みがあって体重をのせないように歩く事で、同じ側の骨盤に正常な体重がのらず、からだ全体の問題を引きこすことも考えられます。

以上の3点が絡み合い、動かないことでさらなる動作の制限を作ることになります。

「動かない」から「動けない」という負のスパイラルに陥らないために注意が必要です。

また、人のからだはひとりとして同じ形ではなく、症状の進行の仕方も様々です。

膝に適度な負担をかけ、正しく動かしていき、症状の進行を抑制するアイシングが重要になります。

 

 

 

あゆむ整骨院では「歩く・冷やす・治す」

をコンセプトに治療を行っています。

JR玉造・鶴橋駅から徒歩7分 巻き爪・骨盤矯正

あゆむ整骨院 大阪市天王寺区真田山町2-2東興ビル102

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