オーバーユース(使い過ぎ)による痛み

繰り返し同じ動作をすることで、からだに痛みや違和感などといったさまざまな症状をだすことがあります。

 

 

『痛める動作はなにもしていないのに・・・』と思っている方でも、繰り返しのストレス(外力)が加わることで、関節の強度を上回る力(エネルギー)が蓄積され、自覚のないままに症状がひどくなっていくこともあるので注意が必要です。

 

 

力(エネルギー)が蓄積されるとはどういう現象なのか?

 

 

例えば、釘をトンカチで繰り返し叩いたとします。

 

 

運動から熱2

 

何回も釘を叩き続けると釘のアタマの部分が熱くなってきます。

 

これは、金槌の運動エネルギーが釘に吸収され、内部の分子の間をつないでいる原子配列や原子そのものを揺さぶり、いろんな振動を起こし、この振動が釘に蓄積され熱エネルギーとなり温度が上昇するのです。

 

針金をクネクネと折り曲げしているとその部分が熱くなるのも同じ現象です。

 

 

これと同じような事がヒトのからだにも起こりえます。

 

例えば、ジョギングなど走る行為は必ずからだが地面から浮いている状態になり、地面からの衝撃を足裏から何度も受けることになります。

 

 

ランニング女7

 

 

この力は足関節〜ひざ関節〜股関節〜仙腸関節へと入力されます。

 

 

骨模型

 

繰り返す外力(運動エネルギー)によって、関節は熱をもちます。

 

『痛くないから』といって運動後にアイシングをしないと熱は蓄積され関節は時間をかけて壊れていきます。

 

運動後にからだをほぐすためといって長時間お風呂やジャグジーに入るなんて少し怖くなりませんか?

 

ランニングやジャンプ動作が多いスポーツでは使いすぎの結果、疲労骨折を起こす事もあります。

 

疲労骨折2

 

日々の運動で蓄積したエネルギーを抜くには氷を使ったアイシングが一番効果があります。

 

症状を進行させないように、日々をメンテナンスをしっかりしましょうね!

 

 

【参考文献:ボディ・ナビゲーション 著/ Andrew Biel 医道の日本社】

 

 

 

  

あゆむ整骨院 

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