巻き爪矯正:爪の切り方

巻き爪の原因となるのが深爪です。

 

巻いてくる爪が指を圧迫する痛みに耐えきれず、爪の食い込んだ部分を深く切ってしまわれるようです。

 

巻き爪をお持ちではない方も、爪が伸びてくると、ついつい切りすぎてしまい深爪になっているのをよく見かけます。

 

 

巻き爪の方は進行を抑えるために、巻き爪でない方は予防のために、今回は正しい爪の切り方をお伝えします。

 

 

爪の構造写真

図-1

 

爪の構造イラスト

図-2

 

みなさん、とても多いのが、フリーエッジ(図-1-⑪)と呼ばれる、白い部分を目印にしてこの部分を全て切り落としてしまわれています。

 

フリーエッジは爪の先端になるため、水分や油分量が少ないためこのような色になっていて、爪を切る指標にしてはいけません。

 

ここを全て切ると必然的に深爪になってしまいます。

 

爪の切り方1

図-3

 

カットラインは、爪根部の両端を結んだ線と平行になるようにカットします(図-3)。

 

爪の先端が指先と同じ長さになるように、上から見て指が爪で隠れていなければ切りすぎになります。

 

足指と同じ長さに爪を揃える理由は、足指の先端まで骨がないことから、足部の安定をしっかりと支えるには、足指を支える爪が先端まであることで初めて足指がしっかり地面に着き、安定するからです。

 

爪切り2

図-4

 

また、理想的な爪の形状は、スクエアオフ(図-4)と呼ばれ、四角形の角が少し落とされた形状になります。

 

これは、爪の先端以外の部分、左右の爪溝部(図1-⑤)と下の爪根部(図2-④)が爪を支えるフレームになっているからです。

 

深爪をすると左右のフレームの強度が弱くなり、巻き爪を引き起こす原因となってしまいます。

 

 

これから冬場になるにつれて爪の伸びる速さも遅くなってきます。

 

 

爪の切り方が分からない方は気軽にお知らせください。

 

 

 

【参考文献:桜井祐子 サロンワークに役立つ実践フットケア フレグランスジャーナル社】

 

 

 

 

あゆむ整骨院 

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