30代女性の方が来院されました。

主訴は

『産後右手の親指の付け根がじょじょに痛くなり曲げれなくなってきた』

とのこと。

特に授乳時に子どもの頭を支えるのが困難で辛いと仰っていました。

基本的に出産時はホルモンバランスにより、骨盤が緩む傾向が強くなります。

それに伴い、全身の関節も同様に緩くなり、安定性を失、関節自体の強度が弱くなります。

そのため、産後に繰り返す負荷(ストレス)が関節にかかり、痛みとして出現します。

処置としては、手の関節を締め、安定性を出すためのテーピング、炎症を抑えるためのアイシング、再発させないためのリハビリを徹底させます。

幸いなことに、その方の予後も良好で、数回の施術で痛みをとることができ、関節の動きを取り戻すことができました。

産後の女性に多く現れる症状ではありますが、手首をよく使う職業の方にも頻発します。

患部を温めたり、ストレッチをすると悪化することもありますので、同じような症状で御悩みの方はいちどご相談ください。

あゆむ整骨院　

大阪市天王寺区真田山町２－２東興ビル１０２

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