膝の痛み〜歩くことで、骨が作られる〜

膝の痛みに関して3回に分けてお伝えしてきましたが、最後となる3回目は、いままでの“まとめ”と関節を支える“骨”についてお伝えてしていきます。

 

まずは、いままでの重要なポイントだけをピックアップします。

 

 

 

①歩くために必要なヒザの筋力は、重力に対抗する力があれば充分である (足踏みができるぐらいの筋力ですね)

 

②ヒザは適度な負荷をかけて、動かしていかなければいけない関節である (ヒトのからだは動かすことでその機能を回復します)

 

③ヒザは陸上での運動が一番適している (ヒトのからだには適度な負荷が必要です)

 

以上の3点。

 

 

ここに共通することがあります。

 

それは、

『ヒトのからだに与える負荷』=『重力』

 

四足歩行から直立二足歩行へ進化をとげたヒトは、骨盤や股関節、その他の関節の形や使い方を大きく変える必要がありました。

 

その過程のなかで、直立二足歩行における重要な課題が“重力に対抗し、それを乗り越える”ことだったのです。

 

すなわち、私たちのからだは『後ろの二本足で立ち上がり移動する』という要望に応えた形になっているのです。

 

また、骨はこの重力の負荷を受けることによって、強度を増していきます。(重力が少ない宇宙で過ごす宇宙飛行士の骨が骨そしょう症になりやすいのは有名な話ですね)

 

これは、骨が荷重を受けることで、その部分がマイナスに帯電し、プラスのカルシウムイオンを骨に吸着させ、骨を強く太くさせる、といわれています。

 

ヒトは重力に対して二足歩行を獲得しましたが、なにかのきっかけにより重力線からバランスを崩すことで、からだを支えている関節がその代償をうけている(痛めている)と考えられます。

 

ヒザの機能を回復していくため、そのヒト自身のからだのバランスを取り戻すために適度な歩行はとても重要な運動になります。

 

 

 

 

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